先日訪れた居酒屋さん。
酒席に若い女性が挨拶に来られた。そのお店で昔働いていた女性で、たまたまお店に遊びに来ていた時に私が来店していると聞いてわざわざ挨拶に来てくれたとのこと。しばし話した後、席を離れたのだが、彼女は帰り際にもわざわざ挨拶に来てくれた。一回だけでも良い行動にも関わらず、私はこの二回目の挨拶にとても感心してしまった。
これは挨拶だけでなく、仕事も遊びも何でもちょっとしたもう「ひと手間」は嬉しく感じるものなんだろうと思う。お礼もメールやLINEで済ませられる時代で、「電話」だったり、「手紙」だったりすると嬉しく感じるものである。そのLINEでも言葉や文面に「ひと手間」があると無いとでは大きく印象が異なる。送信する前にもう一度文面を確認して、誤字脱字はもちろんのこと不明確の部分に補足したり、失礼にならないような文言を選ぶのも「ひと手間」である。
4年前にもLINE等の返信で「ほんの少しだけ遅い」と書いたが、それに加えてもう「ひと手間」があればな~と思う事が少なくない。そのもうひと手間とは、「もう一回返信をする手間」で、あと1回返信すれば違う展開になることも少なくないような気がする。以前「お礼は三回しなさい」と書いたが、それも「ひと手間」である。
改めて自分自身もう一度ひと手間をしっかりしようと思った。