現在上映中の映画「素敵なダイナマイトスキャンダル」を観に行った。
【解説】雑誌「ウイークエンドスーパー」「写真時代」などの編集長として知られる末井昭の自伝的エッセイを映画化。幼少期に母親が自殺するという衝撃的な体験をした末井が、伝説の雑誌編集長として活躍するまでの波乱の半生を描く。昭和のサブカルチャーをけん引したカリスマを、柄本佑が体現。『パビリオン山椒魚』などの冨永昌敬が監督を務め、音楽を冨永監督と『パンドラの匣』などでタッグを組んだ菊地成孔が手掛ける。
観たくて観に行った訳ではなく、いつもながら無料鑑賞券の期限が迫っており、たまたま時間の合ったのが本作品で予備知識のないまま席に着いた。曇った(汚れた)眼鏡がやけに印象的でイケメン男優が誰一人出てこないので、柄本佑を始め、自然な会話がさらに自然体に感じる。小道具(スプライトの缶や冷蔵庫等の家電等)の細部までしっかりと80年代に徹していたので、若かりし自分に重ね合わせてタイムスリップ出来たものの、「写真時代」は愛読(もっぱらGOROや平凡パンチ)していなかったし、ウイークエンドスーパーは知らなかった・・・
日曜日のラスト上映回は、ほとんどが単身の観客ばかりだったのだが、エロス満載の作品にも関わらず何故か女性が多かった・・・