映画「アンノウン(2011年公開)」を観た。
【解説】『96時間』のリーアム・ニーソンを主演に迎えた、ベルリンを舞台に繰り広げられるアクション・スリラー。交通事故から目覚めると妻が自分のことを忘れ、別の男が自分に成り済ましていた上に、何者かに命を狙われる羽目になった男が、奪われた身元を取り戻そうと奮闘する。監督は、『エスター』が高い評価を得たジャウマ・コレット=セラ。共演には『イングロリアス・バスターズ』のダイアン・クルーガー、『マイケル・コリンズ』でリーアムと共演したエイダン・クインら国際色豊かな顔ぶれがそろう。
設定が面白かったので観始めたが、あれこれ謎解きしようとする前に次々に判明されてしまう。博士役のリーアムが見事なカーチェイスを見て、「おいおい一般人なのに」と思っていたら・・・結局サスペンス、謎解き、アクション、ロマンスのそれぞれの要素が薄く、全体的に物足りなさだけが残った作品になってしまった。またこれまで「スリーデイズ」「フライト・ゲーム」「誘拐の掟」「トレイン・ミッション」等とリーアムのサスペンス・アクション系作品を観る機会があったが、どうにもこうにもいつも今一つに思えてしまう。ただ女優二人が良かった。
ちなみにベルリンのタクシーはベンツだった。