東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

東京の下町・葛飾区新小岩で今年創業49年を迎えました不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

スーパー歌舞伎:「ヤマトタケル」

2024年02月11日 09時38分26秒 | 歌舞伎の話

新橋演舞場でスーパー歌舞伎「ヤマトタケル」を観た。

【みどころ】「古事記」を題材に哲学者梅原猛が書き下ろし、日本神話のヤマトタケルの波瀾に満ちた半生と伝説を大胆な構想のもと、独創的なドラマとして築き上げた本作は、昭和61(1986)年2月4日に新橋演舞場で初演され大きな反響を呼び、“スーパー歌舞伎”を演劇界の新たなジャンルに打ち立てた歴史的な作品です。これまで数々の再演、練り直しての上演が行われてきましたが、今回は初演に立ち返り、壮大なストーリーを丹念に描き出します。中村隼人と市川團子が小碓命後にヤマトタケルと大碓命、中村米吉が兄橘姫、弟橘姫の姉妹を演じるなど清新なスーパー歌舞伎『ヤマトタケル』にぜひご期待ください。

2018年以来の新橋演舞場でスーパー歌舞伎は2015年以来である。昨年亡くなった二代目市川猿翁(当時三代目市川猿之助)創始した独創的演出によるスーパー歌舞伎の記念すべき第1作に、猿翁の孫である團子といずれも父が初演に出演していた隼人、米吉が挑んだ。演舞場では来月まで続くロングランで、中村隼人と市川團子のWキャストでタケルであったが、今回は隼人タケル版を鑑賞。

「人間は傲慢の病にかかる」というのがこの作品のキーとの隼人のコメントにも納得の内容で、いつも持ち歩くように言われた草薙の剣をこれまでの数々の戦いぶりから手放した傲慢さが命取りとなる。歌舞伎独特の台詞回しではなく現代語なのでとても分かりやすく、早変わり、宙乗りや舞台展開など楽しませてくれる。また弟橘姫役の中村米吉が本作品でも女性と見間違えるほどだった。カーテンコールがあるので最後まで席に座ってましょう。

【総武線・新小岩駅 賃貸専門店】有限会社やな瀬不動産

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