映画「遊星からの物体X(1982年公開)」を観た。
【解説】「ハロウィン」「ニューヨーク1997」などで知られるジョン・カーペンター監督が、ハワード・ホークス製作の古典的名作「遊星よりの物体X」をリメイクしたSFホラー。極寒の南極観測基地という閉ざされた空間を舞台に、宇宙から飛来した生命体に襲われる観測隊員たちの恐怖を描いた。南極の大雪原。一匹の犬がアメリカの観測隊基地に現れるが、犬の正体は10万年前に宇宙から飛来し、氷の下で眠っていた生命体だった。生命体は接触した生物に同化する能力をもっており、次々と観測隊員に姿を変えていく。このままでは、およそ2万7000時間で地球上の全人類が同化されるということがわかり、基地は通信手段、交通手段を断って孤立。そんな状況下で、隊員たちは次第に相手が生命体に同化されているのではないかと疑心暗鬼に包まれていく。2018年10月にデジタルリマスター版でリバイバル公開。
ジョン・カーペンター監督作品でカート・ラッセルが出演するとどうしても「エスケープ・フロム・L.A.」の印象が強い。40年以上前の作品ではあるが、造形クオリティも当時としてはなかなか素晴らしかったのではと思う。ラストは色々と観客が想像出来るようになっているのだが、あの状況であればどの結末でもいいかな?って思えた。原題のThe Thingをこのタイトルにしたセンスは良かったと思う。ちなみに観終わった後、音楽がエンリオ・モリコーネだと知った。
以前本作品が好きだと言っていた女性が居たが、それが誰だか思い出せない・・・