映画「人数の町(2020年公開)」を観た。
【解説】中村倫也の主演で、衣食住が保証され快楽をむさぼることができる謎の町を舞台に描くディストピアミステリー。映画配給会社キノフィルムズを擁する木下グループが、映画業界の新たな才能発掘を目的に2017年に開催した第1回木下グループ新人監督賞の準グランプリ受賞作品を映画化した。借金で首が回らなくなり、借金取りから暴行を受けていた蒼山は、黄色いツナギを着たヒゲ面の男に助けられる。蒼山のことを「デュード」と呼ぶその男は、蒼山に「居場所」を用意してやるという。蒼山が男に誘われ、たどり着いたのは、出入りは自由だがけっして離れることができない、ある奇妙な町だった。蒼山役を中村が演じるほか、石橋静河、本作が映画初出演となる立花恵理、山中聡らが顔をそろえる。監督・脚本は、松本人志出演による「タウンワーク」のCMやMVなどを多数手がけ、本作が初長編監督作品となる荒木伸二。
投票権、書き込み、デモ、治験、さくらなど「人数」に着目する点は途中まで面白いのだが、次第に尻しぼみ。もう少し社会風刺として数値を表示する以外に痛烈に描けないのは配慮の時代ならではなのだろうか?非常に勿体ない・・・
立花理恵の水着姿が良かったってことで・・・