卒業してからちょうど40年の節目の高校のプチ同窓会が先月開催された。
卒業後の頻繁に会っていた者から卒業以来の再会だった者まで他クラスを含め12名の同級生が集まり、賑やかで楽しい時間を過ごした。ただその中で喫煙者は私を含め4名でさらにその中で紙巻きたばこは私だけただ一人だった。そんな話を家族にすると「今の時代では当たり前」「紙巻きがいるとコートや髪の毛の臭いが気になる」「もう電子の時代」との声にうっさいぃ~と反論するものの、ふと冷静に考える。男性用のトイレでもすっかり座って用を足す時代なのも知っているものの依然として「男子たるもの」的な考え方で仁王立ちしている私であるが、これだと周りの意見に耳を傾けない嫌われ者のただの頑固爺である。
でも・・・そもそも宴会場で吸える場所自体が少なくなっているので、喫煙の時は店外や喫煙スペースを利用して周りには迷惑を掛けないように心掛けているし、吸えたとしても空調や隣席の状況を確認してから、店内か店外で吸うようにしている。事務所のトイレでは気を付けているし、終業後はいつもふき取りしているし・・・と心の中で納得要素を挙げてみるが、自分でも驚くほど納得度が低い。
老いては子に従えの言葉がぐるぐると回る。でもさ~ジッポー使いたいし・・・とりあえず座ることから始めてみようか?