長良川河畔にある創業150年の老舗旅館は川原町の古い町並みの中にあり、こちらに「蔵の湯」と呼ばれる温泉がある。
「長良川の材木商として財を成した 旧家に建てられた蔵が解体され 眠っていました。この町で守られてきた明治時代の蔵を蘇らせたいと、大浴場として再生。120年前の梁を見上げながら 長良川温泉につかる醍醐味(十八楼ホームページより)」
日帰り入浴にも関わらず着物姿の仲居さんがわざわざ大浴場まで案内して頂いた。恐縮だ・・・15時過ぎの広々とした温泉は貸し切り状態で、ひとり長良川のせせらぎを聞きながらながら蔵の湯を始め、他の露天風呂と共に長良川温泉を堪能する。
温泉から上がると疲労と共に空腹感が襲ってきた。この時点で16時を過ぎていたが朝食のホットケーキから何も口にしていなかった。この日二度目の南下をして岐阜駅前で自転車を返し、駅ビル内の店でちょい飲みコースを注文するが、モーニング同様私にとっては「ちょい」ではない量の「どて煮(下画像下段中)」や「鶏天(下画像下段右)」が運ばれて来た。嗚呼~とにかくビールが染み渡るぜ。買い物をしてからホテルに戻り、ひと休みして夕食に岐阜おでんを食べたが、残念ながらちょい飲みのおかげで多くは食べられなかった・・・。ちなみに岐阜おでんには「チーズ(下画像上段下の白い三角)」が入ってた(中略)。
その日の歩数は3万歩で移動距離は19kmを越えていた。ホテルに戻り、部屋に設置してあるマッサージチェアに横たわると・・・あっという間の最終日。朝4時に起き、夜明け前の5時13分発の電車に乗り、セントレア空港に6時半に到着。空港でとりあえず朝ビールを飲み、9時前に羽田空港に到着。通勤途中のサラリーマンさんたちに揉まれながら、午前中には自宅に到着。そのまま「彼」と炬燵で昼寝
地元の方おススメの明宝ハム(上画像下段左)をお土産で購入し、夜に自宅で食べたがこれがなかなか美味しかった。気が付けば飛騨牛も鶏ちゃん(けいちゃん)も口に出来なかったものの、鵜飼を始め、美濃の街並み、下呂温泉、飛騨高山等たくさん心残りを残してきた。
東京からのアクセスも良いので岐阜再訪はありだな?とにんまりしながら、またひとつ私のひとり旅白地図がひとつ埋まった(おしまい)。
追伸:岐阜の百貨店は18時半に閉店する。