先日飲んだ帰りに事務所に立ち寄った。
正面ではなく横の真っ暗な裏口から出入りをして帰ろうとすると、突然若い女性二人組が「ここなら大丈夫、誰も見てないよ」との言葉のあとに、彼女にもたれかかっていた泥酔の友人がおもむろに「リバース」を始め、その様子を支えている女性が大笑いしていた。以前も書いたように商店街で出店している以上、このような「有事」は避けられないし、泥酔状態の子に注意しても「止められる」状態でもないので、彼女たちの「事が済む」まで暗闇で身を潜めて立ち尽くし、立ち去った後にジェームス・ブラウンの曲を口ずさみながら慎重に小さくジャンプして避けた。
翌朝、処理をしなければと事務所に向かうとすでに何事もなかったかのように綺麗になっていた。先に出社していた息子に確認すると出社時点では何もなかったとのこと。ご近所の方なのか?誰なのか?をあえて確認しなかったのは、その後始末が彼女たちだったと感心したかったからだろう。