私はそもそもあまりお酒が強くない。学生時代のビールの一気飲みは死ぬほど嫌な催し物で順番を待っている間は、それはそれは生きた心地がしなかった。それからチューハイブームのおかげで、とりあえず少しだけ飲めるようになったが、ビール
は相変わらず苦い飲み物だった。
しかし結婚してからビール好きの妻の「お供」で毎晩飲むに連れ、少しずつ飲む量が増え、味も分かるようになった。昔は150mlの缶ビールでさえ残していた私が自家製ビールを作るようにもなった。
かと言って酒豪になった訳でもなく、酒飲みから見ると食前酒か?というレベルであり、昨夜の飲み会の途中でもこっそりウーロン茶に切り替えるほどである。その昔はウーロン茶など存在しておらず、飲み会では泡の消えたビールをただちびちびと飲んでいた頃に比べれば、あり難い時代になったものだ。
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