日本労働組合総連合会(略称連合)が行った「夫婦の姓のあり方」や「選択的夫婦別氏制度」に対する意識や実態などを把握するために「夫婦別姓に関する調査2025」のアンケート結果を報じるニュースで「夫婦の氏は選択できる方がよい」とする回答が46.8%に上ったとの見出し。
ただこれは正しくは「夫婦は同氏がよい(26.6%)」「夫婦は同氏でも別氏でも構わない。選択できる方がよい(46.8%)」「わからない(26.6%)」の三択からの回答比率であってこの一番多い46.8%の内容がかなり幅広い気がする。意識や実態を把握するのであれば「夫婦は同氏でも別氏でも構わない」と「選択できる方がよい」に分けるべきではないかと思う。アンケートはさらに婚姻に際していずれか一方が必ず名字(氏)を改めなければならないことが婚姻の妨げになると思うか聞いたところ、「妨げになる」は11.4%、「妨げにならない」は28.5%、「どちらともいえない」は36.7%、「わからない」は23.4%とのこと。つまり約88%は妨げにならないようだ。
離婚される際の名字の変更の負担はあるとは思うが、最近シングルになったほとんどの友人知人は旧名のままのようだし、様々な背景や事情を踏まえた上で私の意見は「同氏でも別氏でもどっちだってなんだって本人たちが話し合って決めればいいじゃん」となる。
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