今年六月に訪れた広島のマツダスタジアムで知り合ったHさんから牡蠣が届いた。
熱狂的なカープファンのHさんとは東京に戻ってからも頻繁にペナントレースの行方を中心にメールをやり取りしており、もしジャイアンツが日本一になったらお祝いに牡蠣を送ってくださるとのことだったが・・・まさかのまさかの四連敗・・・それでもわざわざ贈って頂いた。食べ方のレシピと共に震災で苦しんでいた時に広島のかきオヤジ達は「かきイカダ」を600台送り、復興支援をしました。そんな広島の業者の「心」も一緒に味わってください・・・とあった。
届いた夜は用事があり食べることが出来ず、翌晩はHさんの指示の通り「昼食は軽め」「おやつは食べず」にワクワクしながら帰宅。少し残業したのもお腹にはいいコンディションであった。入浴後、食卓には「牡蠣鍋」「（Hさん推奨の）牡蠣ベーコン」「焼き牡蠣」を作ってくれた。
牡蠣鍋からの湯気と焼き牡蠣からの磯の香りに包まれながらあれこれ箸を伸ばす。美味しいぃ～身がプリプリしてるぅ～。いや～ビールが進んで仕方ない。気が付けばあっという間に皿や鍋は空っぽになった。いや～本当に美味しかったな～。牡蠣の美味しさはもちろんのこと、わずか一時間程度しか会話を交わしていない得体の知れない私にわざわざお送り頂いたその心意気がなんとも最高の隠し味になっていた。
Hさんを始め広島県民の魂と共に美味しく頂きました。どうも御馳走様でした。
