先日の新聞記事。
バブル時代のバンドブームをリードしたライブハウス「原宿ルイード」が15年ぶりに復活との文字。原宿ルイードには行ったことが無かったのだが、記事を読み進めると「新宿ルイード」の文字を発見。高校生の時にひとりで新宿ルイードで須藤薫のライブを聴きに行った。制服姿で行ったので周りのお兄さんお姉さんが「ひとりで来たの?」「高校生なの?」とやたら声を掛けてくれ、場内でも色々と親切にしてもらった記憶がある。
2007年に閉店した原宿ルイードの前身である新宿ルイードは1972年に新宿で誕生し、井上陽水、ユーミン、オフコース、浜田省吾、中村あゆみ、佐野元春、杉真理、ラッツ&スター、シーナ&ロケッツらが出演。中でも1984年3月に高校を中退したばかりの尾崎豊でデビューライブを行った場所で今も伝説となっている。そして1987年にビルの耐震問題で移転を余儀なくされた・・・とのこと。
【会場の記憶はほとんどないのだが、後ろの看板はやたらよく覚えている】
実際に自分が訪れたのは何歳だったのか?がやたら気になり、あれこれ当時の記憶を手繰り寄せる。
須藤薫と初めて知ったのは高校一年の夏だったので1982年である。そしてこの日のライブでつのだ☆ひろがゲスト出演していたので、彼女とのデュエット曲「噂のふたり」の発売年を調べると1983年だったので、どうやら高校二年生の17歳のようだ。
当時のライブハウスはテーブルの上にレコーダーを出していても問題はなく、大っぴらにレコーダーを出して録音していたものだ(ただ雑音がたくさん入り、聞いていない)。喫煙も可能だったのだろうか?一回しか訪れていないので新宿ルイードがどこにあったのか?何階だったのか?は全く覚えていないが、一度お酒を片手に音楽を楽しみたかったな。
そしてこの頃に聴いた数々の音楽や映画たちは今も私の奥底に脈々と受け継がれている。