話題の映画「ジョーカー」を観に行った。
【解説】「バットマン」の悪役として広く知られるジョーカーの誕生秘話を、ホアキン・フェニックス主演&トッド・フィリップス監督で映画化。道化師のメイクを施し、恐るべき狂気で人々を恐怖に陥れる悪のカリスマが、いかにして誕生したのか。原作のDCコミックスにはない映画オリジナルのストーリーで描く。「どんな時でも笑顔で人々を楽しませなさい」という母の言葉を胸に、大都会で大道芸人として生きるアーサー。しかし、コメディアンとして世界に笑顔を届けようとしていたはずのひとりの男は、やがて狂気あふれる悪へと変貌していく。これまでジャック・ニコルソン、ヒース・レジャー、ジャレット・レトが演じてきたジョーカーを、「ザ・マスター」のホアキン・フェニックスが新たに演じ、名優ロバート・デ・ニーロが共演。「ハングオーバー!」シリーズなどコメディ作品で手腕を発揮してきたトッド・フィリップスがメガホンをとった。第79回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門に出品され、DCコミックスの映画化作品としては史上初めて、最高賞の金獅子賞を受賞した。
公開から11年経過してもあのダークナイトでの故ヒース・レジャー演じるジョーカーの強烈なインパクトがまだまだ強く残っている。それは幼い頃に観たウルトラマンのゼットンやキカイダーのハカイダーとはまた少し違う悪の魅力があるジョーカーであるが、本筋と帳尻を合わせなくてはならないスピンオフ作品の運命がゆえに少しだけ窮屈な無理やり感もあったし、そもそも「実はこの子にはこんな生い立ちがあって」的な理由は見たくも無かったし、知りたくもなかったのが正直な感想だった。とにかくジョーカーはただただ問答無用の狂気が素晴らしい気がする。また内容的にも私にとってはとても苦手な作品だった。
ただアパートへと長く続く階段と音楽は良かった。