先日東京消防庁は「不要不急の電話については最後までお話を聞かずに切断する場合があります。他の緊急通報を優先するための措置ですので、ご理解をお願いします」という、異例の呼びかけを行った。
「タダで使えるタクシーのつもりで呼ぼうとする者」「エアコンが壊れた」「部屋に虫が出た」「買い物途中疲れたから迎えに来て」「いつもより寝つきが悪い」「家のドアが外れた」「子供が泣き止まない」「今診察している病院を教えて欲しい」「電気が消えなくなった」など東京消防庁のホームページによると明らかに緊急性がなく、消防に関係のないものが全体の約2割も含まれているとのこと。
2009年に本ブログで「モラルの低下にサイレンを」、2022年に「110番適正利用」で書いたが、もはや世紀末である。モラルのなさはもちろんのこと、やはり無料であることがこのような事態を助長している。119番や110番の有料化はすぐにでも始めるべきである。さらにナビダイヤルやダイヤルキューツー( Dial Q²)のように通常よりも高い通話料にするとか、さらに度重なるようであれば受信拒否にしちゃえばいいのにと思う。ツイッター(現X)が有料化を検討しているように、無料が当たり前の時代ではなくなっている。間もなくLINEも有料になるんじゃないかな?無料通話って今後はあり得ないと思う。