北海道昆虫同好会ブログ

北海道昆虫同好会は北海道の昆虫を中心に近隣諸国および世界の昆虫を対象に活動しています。

サロマ周辺の森でやたら毛深いシロオビヒメヒカゲを撮影。

2015-08-27 01:54:17 | シロオビヒメヒカゲ
2015-6-21 (日)  晴れ

サロマ周辺の森でやたら毛深いシロオビヒメヒカゲを撮影。



サロマ湖畔のエゾカンゾウの花。

佐呂間湖畔の森では クロヒカゲ♀数匹、 多数のエゾシロ シロオビヒメヒカゲ1♂ 撮影。

クロヒカゲ♀ 撮影後リリース。


他に蝶はみかけず シロオビヒメヒカゲはまあまあみれるだろうと高をくくっていったのだが、まったく見られず焦りの色が濃くなっていた。

まさか、シロオビヒメヒカゲがこんなに少ないとは。 

もしかしたら、今日はこの蝶を撮影できなにのではないかと思ったとたん、目の前のエゾニュウの花に幸運にも1♂が飛来して吸蜜をはじめた。

しかしエゾニュウの背が高く、なんとなくシロオビヒメヒカゲが吸蜜している影は見えるが全体像がわからない。

しかたなく思い切り背伸びし、手を伸ばして、蝶がいそうなあたりを目暗滅法接写6cm でぱしゃぱしゃ何枚も撮影した。

20枚ほど撮ったところでシロオビヒメヒカゲは飛んでいった。

4枚だけ、なんとかうまく撮れていた。










これだけ接近、接写するといつも見慣れたシロオビヒメヒカゲとは違った蝶にも見えてしまう。

北国の蝶独特のものすごい毛深さが私の愛用デジカメ名機コニカKD500Z の威力で実によくわかる。

ギンボシヒョウモンが一頭 かけぬけていった。

以前よりエゾエンゴサク大群落があるので、そこへ期待していったのだが時期が早すぎてヒメウスバみかけず。

あろうことか、ここにはチモシーやオーチャードが密生して、この時期エゾエンゴサクを覆い尽くしており、実はとても自然度の低い場所であった。

このエゾエンゴサクの大群落もあまり歴史のあるものとはおもわれず、数年間おもいこがれてきたヒメウスバ大産地の夢は破れた。


なぜか黄色いアヤメがあった。


この時期、この蛾の幼虫、よく見かけるが なんだっけ。



          次項、サロマ湖のカバイロシジミを撮影 その壱 へ続く。



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