コクサギ飼育のミヤマカラスアゲハ越冬蛹が夏型として羽化 その弐
2016-6-8 (水) 晴れ 夕方から雨
午後9時。この日は夜遅く帰宅したが コクサギ飼育のミヤマカラスアゲハ越冬蛹1個が羽化していた。
♂個体で、先日羽化したものとまったく同じ傾向の個体で、6月羽化というのに裏面白帯は狭くて夏型を思わせるものであった。
夏型の外観だが大きさは小型で春型サイズ。
♂翅表の発香鱗の毛並みがよくないのと尾状突起の展開がややあまい。
最終的には残りの蛹は羽化することなく死亡。
結局2016年夏にコクサギに産卵されたミヤマカラスアゲハ卵76卵中、かろうじて羽化に至ったのは、この2頭のみであった。羽化率 2.6% 。
過去にミヤマカラスアゲハを地元の山に自生しているキハダを用いて数百頭以上を無事に飼育羽化させた経験( 羽化成功率は春型、夏型とも約95%以上 )からすると、コクサギでの飼育はあまりにも成績が悪い。
少なくともこの年の飼育実験においては北海道オホーツク界隈のミヤマカラスアゲハにとっては適した食樹とは言えなかった。
しかし、その後もコクサギによるミヤマカラスアゲハ飼育実験を繰り返した結果、年や種苗によっては良好な飼育羽化をみる場合もあることがわかったのは既報のごとし。
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最終的には残りの蛹は羽化することなく死亡。
結局2016年夏にコクサギに産卵されたミヤマカラスアゲハ卵76卵中、かろうじて羽化に至ったのは、この2頭のみであった。羽化率 2.6% 。
過去にミヤマカラスアゲハを地元の山に自生しているキハダを用いて数百頭以上を無事に飼育羽化させた経験( 羽化成功率は春型、夏型とも約95%以上 )からすると、コクサギでの飼育はあまりにも成績が悪い。
少なくともこの年の飼育実験においては北海道オホーツク界隈のミヤマカラスアゲハにとっては適した食樹とは言えなかった。
しかし、その後もコクサギによるミヤマカラスアゲハ飼育実験を繰り返した結果、年や種苗によっては良好な飼育羽化をみる場合もあることがわかったのは既報のごとし。
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