北海道オホーツク夏の蝶 林道にて その2
2022-7-16 (土) 曇り~晴れ~雨 28℃ 暑い
キバネセセリ。 吸水にくるのは全部オスでメスは花に吸蜜するものが多い。吸い戻しをしないか、しばらく観察していましたが行わなかった。
コチャバネセセリ。 これは時期的には1化とおもわれます。北海道では道南で2化がでるようですが道南以北、とくにオホーツクでは普通年1化のみです。この個体をみてちょっとびっくり。普通、1化の外縁毛は白一色ですが、なんとなく白黒まだらの傾向があります。本州方面や飼育による2化のようにはっきりしたものではありませんが、この界隈では真っ白縁毛ばかりみてきましたので認識を新たにした次第。もしかしたら早めの2化でしょうか? 温暖化との関係は ?。
参考に北見産コチャバネセセリ1化で、普通はこのように縁毛は真っ白です。
ジャノメチョウは吸水にくるものより、羽化したての個体が草の間を飛び回っていました。
ヤマキマダラヒカゲ
サトキマダラヒカゲ
クロヒカゲ
エゾスジグロチョウ。 吸水に来るチョウは一般的にオスばかりです。
植物世界での攻撃的外来種筆頭格のマルガリータが大繁殖して、林道沿いに白い秘密の花園みたいに見事に咲き誇っていました。 ここには近年、猛烈に分布をひろげつつある昆虫界の外来種による別世界がみられました。
次項に続く。
最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記の バナー をワンクリックしていただければ幸いです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます