北海道昆虫同好会ブログ

北海道昆虫同好会は北海道の昆虫を中心に近隣諸国および世界の昆虫を対象に活動しています。

秋のチョウと釣りとヒグマと接近遭遇

2019-07-27 00:19:21 | キベリタテハ
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秋のチョウと釣りとヒグマと接近遭遇

     


2018-9-8 (土)     晴れたり曇ったり 27度C



近郊の U川へ渓流釣りがてら蝶など見に出かけた。

 


国道を離れると、あちこちに離農した農家の家が目立つが、この付近はかなり大々的にキャベツを作っている。









白い蝶が多いが、モンシロチョウとエゾスジグロチョウばかり。




一時期、北見地方で飛んでいるシロチョウは全て攻撃的外来種オオモンシロチョウという期間がながらく続き、その後なぜかこの蝶は忽然と消えてしまった。



オオモンシロチョウに駆逐されて、いったん消えてしまったかに見えたモンシロチョウとエゾスジグロチョウが 徐々に復活した。




その後、急に消えてしまったオオモンシロチョウがどこかに生き残ってはいないかと、いつも蝶の採集にでるたびに気にしていた。




しかし、捜しているオオモンシロチョウは見つからないまま今日に至っている。。



モンシロチョウ♀。






エゾスジグロチョウ♂。





コヒオドシのきれいなのを採集。






U川に沿った林道を進む。




ひらけたところで、この時期発生の盛期をむかえるきれいなキベリタテハ1♂採集。












大型のトンボを採集。帰宅後、重たい日本産トンボ大図鑑を久しぶりに開いて絵あわせしたところ オオルリボシヤンマ Aeshna nigroflava でしょうか。










この日の午後、アメマスを釣ってふと上流を見ると、なんと大きなヒグマがこちらを見ていた。



その距離、約20mくらい。




大きな頭は明るい茶色。




体は黒い毛がふさふさしてよく肥えてている。




私と目が合った。




怖いとは思わず、ああなんと格好よいヒグマかと思ったが、すぐ後に、えもいわれぬ緊張感がきた。




ヒグマはじっとこちらを見ていたがすぐに体を翻し水しぶきを上げながら川を走って左手の茂みに消えた。




この間、約10秒。ヒグマの流れるような素早い動きが残像に残った。




今回もヒグマのほうで逃げてくれて幸いであった。



今年は、ずいぶんヒグマに接近遭遇する年だ。




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