春の陽気が続いており、久し振りにぶらり散歩がてらにスケッチに出かけてきた。
目指す根岸駅前には、約30人くらいのウオーキンググループやスケッチグループが集合していて狭い駅前スポットは、賑やかだった。
どなたも春を待って飛び出してくる 元気印の中高年は、どこでも多勢である。
以前から友人に薦められていた横浜なつかし公園の旧柳下邸は、駅から徒歩で数分の高台にあり、絶好のスケッチポイントであった。
邸宅は、大正ー昭和初期の雰囲気が漂っており、洋館と東・西館の他、蔵が連なりすばらしい雰囲気である。
洋館は、生憎修理工事中であったが、突出したフランス瓦の屋根とその景観は、背景の緑樹に調和していて、構図取りが難しいが、魅力一杯である。
内部は、多くの間取りがあって、各部屋には、特徴的な意匠が施されており、折からの雛飾りが飾られていた。市の有形文化財に指定されているそうだ。
又の訪れることを考えて、根岸八幡神社と稲荷大神の脇の長い階段を登りながら、森林公園に向った。
広大な公園内では、梅林や芝生公園には多くの陽気を感じながら 家族連れが楽しんでいた。
梅林は、既に満開を過ぎていたが、薫が漂っており、春を身近に感じるときであった。
梅林では、すでにスケッチグループが、すばらしい筆タッチを描いていたが、枯れ枝の桜の大木や芝生を早描きで筆を走らせた。
来月には、花見シーズンを迎えるとこの辺は、大変な花見客で賑わうのだろう。
久し振りの森林公園であったが、ここの広大な公園では、よくマラソン大会や駅伝を走ったこともあり、走友とのジョギング練習には、絶好の場所で春には再度走ってみたい。
園内散歩の程よい疲労感を感じて、帰路にはお好み焼きで乾杯