恒例の『サラリーマン川柳』が第一生命から、優秀作品100句が発表された。
毎年、大変興味をもって見ており、管理者も何回か応募もしてきたが、優秀作には實にうまくその年の世相や流行を反映しており「お見事」と感心している。
今年も応募作品は、2万を超えたそうだ。
作る方も読んでいる方も、その17文字に託した風刺の効いた作品には、腹を抱えて「笑い」涙する。
新聞などで毎週発表されている一般的な川柳のそれとは、全く異次元?のもので楽しくなってくる。
毎年、「傑作集」などを求めて、時代が変わってもその時の世相が連想できて楽しんでいる。
特に、今年のように100年に一度とも言われている、金融危機による世界不況や政治の機能不全において、サラリーマンの視点で捉えた悲哀や世相をどう表現されているか、大変興味深いものがある。
これから愛好者の投票が始まり、ベスト10が決定するが、管理者の選んだベスト5を選んでみた。
☆円下げて! ドル上げないで 株上げて・・・・
★しゅうち心 なくした妻は ポーニョポニョ・・・・・
☆職安で 知った顔見た あ、上司・・・・・・
作者の顔を連想しながら、その哀愁を感じて思わずニヤニヤしてしまう。
☆仕事減り 休日増えて 居場所なし・・・・・
★塗り壁か(?) 我が家の大奥 厚姫だ・・・・