市ヶ谷駅から外濠を眺めながら遊歩道を新見附橋方面へと進むと、こちらの桜並木も満開となっており、江戸城の外濠跡としての魅力と合わせて「江戸の桜名所」として格別の趣がありました。
外濠の対岸を望むと、外濠沿いに桜並木が続き水辺に浮かぶ光景も穏やかな春の陽気に包まれていました。
靖国神社へ入り拝殿の裏の森林遊歩道を一回り散策してみると、余り訪れる人もなく静かな森となっており、守護憲兵の碑や神池庭園があり、心が洗われる思いでした。
拝殿に参拝後、ぶらりと境内をぶらりと散策してみると、気象庁が東京のソメイヨシノの開花情報を決定する標準木の周辺には、テレビカメラや写真愛好者が取り巻いて、大賑わいでした。
神門の周辺にも、花見参拝者が多く見られており、この時期特有の大変な賑わいでした
千鳥ヶ淵へと向かい緑道を歩いていましたが、前に進まない程ビッチリと花見客で緑道は大混雑となっており、ボートに乗ってお濠面から桜を見上げる風情は大人気で、約2時間待ちとなっていました。
戦没者墓苑に立ち寄って参拝してきましたが、こちらでは緑道の喧騒が嘘みたいに静かな雰囲気となっており、献花をしてしばし休息を取っていました。
千鳥ヶ淵から代官通りへ出て千鳥ヶ淵を眼下に見ながら、工芸館や北の丸公園を望む光景も抜群の景観でした。
乾門前の枝垂れ桜は、見頃にピンク色に染まって満開となっており、足を止めて見上げる人も多く、枝垂れ桜の女王のようでした。
竹橋から大手濠を経て大手門へとジョグっていましたが、馬場先濠では、暖かい春の陽を浴びてのんびりと羽を休めるカモメの姿が、心を和ませてくれました。