藤沢アートスペースで開催中の現代アート「WEEKEDND」展を観てきました。
本展は、「退屈」・「幽霊」・「気配」をテーマにしたインスタレーション作品で、スペース一杯にドローイングやゴミ、造花、紙人形、紙工作品を並べてこれって何だろうと違和感を覚える空間を創り出して、日常生活の中で些細な物事やあり触れた光景で「退屈」を表現している作品となっています。
6枚の大きなドローイング画では、大きな空間にがらくたの周りに、人が集まり「どこでもないような場所」や「どこかにありそうな物」を抽象的に描いた作品で、退屈を表現しているようです。
奇しくも過つて経験したことない新型コロナウイルスの被害が世界中に拡がっていますが、この現状に人類がこの現実にどのように対処すべきなのかを考えさせるきっかけとなる作品となっているようです。
コロナ禍で心身共に落ち込んだ生活が続き架空の物語を通じて退屈な時を如何に乗り越えるかを一考する機会となりました。