代々木公園でのタイムトライアルレースの応援の後、代々木公園から明治通り、千駄ヶ谷、青山通りをブラ散歩してきました。
明治通りに面する「長泉寺」に立ち寄ってみました。長泉寺は、石仏のお寺とも言われる創建600年近い古刹で境内の奥には約二百数十体の地蔵様や十一面観音、先手観音、馬頭観音などが見られ、都心とは思えない静かな雰囲気となっていました。
山門の横には、観音像と六地蔵が立って参拝客を迎えています。
墓地の奥には、様々な形の石仏が並び荘厳な雰囲気が感じられる空間となっていました。
長泉寺から明治通りを経て東郷神社へ向かう途中の表参道では、文化の日(天長節)を祝う国旗は掲げられ、いつもの賑わいが戻っていました。
若者の街竹下通りも大変な混み合いでした。
竹下通りから勝利の神の東郷平八郎を祀る「東郷神社」へ向かうと、Z旗の必勝祈願の幟が並び勝運神社のパワーが漲りアスリートにとっても勝利を願う人気スポットとなっています。
境内には、海軍・海事の崇敬者の霊を祭る「海の宮」あり参拝していました。
神門の扉には、東郷家の家紋の十六八重菊と蔦の門が見られます。
神池では、沢山の緋鯉が泳ぎ、聖なる雰囲気を感じていました。
太平洋戦争で亡くなられた潜水艦勇士の英霊に捧ぐ潜水艦殉国碑が立っています。
東郷神社で勝運を授かり千駄ヶ谷の「鳩森八幡神社」へ向かいました。
鳩森八幡神社は、千駄ヶ谷の総鎮守で特に「富士塚」は、都の有形文化財に指定されており、江戸時代から霊峰富士を信仰する信者で賑わう人気スポットとなっています。
登山の登り口から山頂まで一合目、二合目~九合目を経て山頂まで各名所が設置され参拝しながら登ります。
山裾の里宮(浅間社)
五合目付近の石坂
7号目の洞窟には、身祿様が安置されています。
八号目の烏帽子岩
山頂では奥の宮など石で覆われた富士の山が再現されています。
釈迦の割れ石
下山道を下りた所には、無事に下山した安全石碑が霊神の石碑があります。
富士登山の達成感を感じながら、千駄ヶ谷の新国立競技場へ向かいます。
競技場は、未だ内部へは入れませんが、周囲のロードから見上げると、回廊には樹木が植えられており固有のぬくもりを感じる景観が見られます。
オリンピックパークには、五輪マークのモニュメントが設置されて、人気のフォトスポットとなっています。
マークの横には、前回のオリンピックの聖火台のレプリカも見られ、延期された東京五輪2020の開催に向けて期待が膨らんでいました。
千駄ヶ谷から青山通りに出て渋谷駅に向かう途中では、青山ゆかりの岡本太郎の太陽の塔を模した記念碑も見られます。
久し振りの原宿、明治神宮、代々木公園、千駄ヶ谷など都心を巡りながら秋の雰囲気を楽しんできました。