紅葉の名所である高尾山へ紅葉狩りハイクに行ってきました
登山口の清滝駅前のモミジやカエデ、銀杏の木が色付き青い空を背景に素晴らしい秋の光景が見られます。
駅構内では、八王子の名誉観光大使の北島三郎氏がマスクをされて新コロナウイルスの感染防止を呼び掛けています。
日本一の急勾配(31度)のケーブルカーの周辺の紅葉は始まったばかりでした。
ケーブルカー高尾山駅の展望台からは、八王子や都心の光景が眼下に拡がっています。
1号路の道端には、根がタコの足のように曲がりくねって延ばした「タコ杉」で、幹の太さも約2mの大杉で開運の杉と呼ばれています。
浄心門をくぐり灯籠が並ぶ参道を進み百八段の男坂に向かいます。
「百八段の石階段」は、百八の人間の悩みや苦しみの煩悩を踏み越える階段となっており、念仏を唱えながら登りました
その先の三密の道の苦抜け門をくぐり仏舎利塔へ向かいますが、この三密はコロナ禍の三密ではなく、人間の身体・言葉・心の三つの煩悩の元を払いながら階段を登りました。
階段の先には、石仏が並びお迎えでした。
階段を登り切った広場には、仏舎利塔が白く輝き、周りには飯縄大権現や石像が多く並び鮮やかな紅葉が色付き聖なる雰囲気でした。
杉並木の参道では、巨木の杉が立ち、奉納された著名人のお名前も記されています。
山門(四天王門)では、持国天・増長天・広目天・多聞天の四天王が門の両脇で登山客をチェックしているようです。
仁王門前でもお天狗様がお前誰だよ~と睨みを利かしていますした
仁王門前の広場の紅葉も真っ盛りとなっています。
厄除運開の仁王門をくぐり御本堂へ~
仁王門でも一対の仁王様に迎えられます。
本堂に参拝して厄除けのご利益を授かりました。
本堂周辺のモミジも紅葉真っ盛りの鮮やかな紅葉美が見られました。
太子堂周りには、石仏が並び独特の雰囲気が漂っています。
本堂から御本社へ向かう先の赤鳥居では、真っ赤な紅葉が青い空とコントラストな光景が見られます。
御本社(飯縄権現堂)では、名物のお天狗様や拝殿の周りには、極彩色の彫刻が飾られて異文化の世界を感じる雰囲気となっています。
拝殿前の紅葉も最高の彩りです。
権現堂から約10分で高尾山頂に着き、山頂のビュースポットの展望台からは、期待以上の富士山が望め多くのハイカーで大変な賑わいとなっていました。
展望広場で一休みして「もみじ台」へ向かいます。
長い階段道をへて「もみじ台」へ着くと、名前通り種々の樹々が色づき紅葉の鮮やかな彩りのモミジワールドとなっており、ススキとコラボした富士山や丹沢山系が望める絶景が拡がっています。
もみじ台からさらに長い階段坂を昇り降りしながら奥高尾の「一丁平」へ向かいます。
「一丁平」は、春には桜咲く名所ですが、広い休憩スポットとなっており、秋の光景の中で一休みでした。
一休みして高尾山へ戻り、稲荷山コースを経て高尾山口へ【続く】