代々木公園にある織田フィールド陸上競技場で開催された「パワーブリーズ」の1500mタイムチャレンジレースに孫一家が出場し、応援に行ってきました。
今年は、コロナ禍で出場選手も少なかったようですが、1000m/1500m/5000mの種目で約320名のアスリートが集い各ランナーの意気込みを感じるレースが見られました。
レースは、それぞれの目標タイムを設定し、ペースメーカーの走りに合わせて走るレースでランナーにとっては、コロナ禍で練習不足をカバーする絶好の機会となっていたようです。
1500mの部に出場した孫と母は、目標タイム5分~6分の組を走り、それぞれの目標タイムのペース配分を考えながら力走していました。
結果は、目標タイムを20秒上回りベストタイム(PB)を出してくれました。母は、孫に付いていけませんでしたが、目標タイムでゴールし互いにピースしていました。
レース終了後に、久しぶりに代々木公園内を散策すると、広い園内は秋の彩りが増して多くの行楽客や散歩人、家族連れで賑わっていました。
渋谷門のペデストリアンデッキでは色付きはじめた秋の光景がみられます。
バラ園では、秋のバラが見頃となって香りを発しています
中央広場の噴水池回りのイチョウ並木も黄葉と落ち葉の絨毯が敷かれたように秋の風景が拡がっていました。
モミジの紅葉は、まだ早かったようです。
中央広場の噴水池の周辺の樹々も紅葉が始まり、絶好のお休み所となっていましたが、烏の群れがクワッ、クワッ、クワッと・・・大声を発して飛び回り、カラス何故鳴くの?と聞きたくなる雰囲気でした
バードサンクチュアリは、保護柵に囲まれて中には入れませんが、カラスではなく日本初の野鳥の棲む自然の森となっています。
代々木公園はかつて陸軍の練兵場でしたが、天皇陛下を迎えて閲兵式が行われた場所に立つ「閲兵式の松」の勇壮な黒松が保存されています。
黒松の近くのオリーブ広場には、父と母、子供が抱き合って家族の幸せを象徴した「しあわせの像」が見られ、公園のシンボルとなっているようです。
東京五輪2020は、延期されましたが、前回の東京オリンピックが開催された際に、代々木公園は選手村でしたが、当時オランダ選手の宿舎であった建物が今も保存されて、素晴らしいモチーフとなっています。
代々木公園から表参道、明治通りへ向かう五輪橋の欄干には、陸上や柔道などの彫刻が施されて半世紀前の五輪の面影が感じられます。
代々木公園を後にして、明治通りから千駄ヶ谷の国立競技場へとブラ散歩を続けていました【続く】