東京マラソンの応援で久しぶりに門前仲町を訪れて「富岡八幡宮」と「深川不動」など深川の名所を巡ってきました。
この日は、境内で伝統の骨董市が開催されていましたが、東京マラソンで参拝者も少なくマラソン大会の無事終了を祈願していました。
富岡八幡宮のシンブルでもある「横綱力士碑」では、歴代の横綱の四股名が刻まれていて、日本伝統の相撲の歴史が刻まれています。
富岡八幡様は、江戸相撲発祥の地で他にも境内には、力士の手形碑や大関力士碑も立てられていました。
八幡宮の境内の裏には、「八幡橋」(旧弾正橋)が架けられており、現存する日本最古の鉄橋として国の重要文化財に指定されています。
八幡さまから隣の「成田山 深川不動尊」の参道を経て不動堂へ向かうと、本堂の外壁には黒と金の「真言梵字壁」が見られ、独特の雰囲気が感じられます。
本堂前の狛不動尊も威風な姿を見せています。
本堂には、不動明王の「おねがい不動尊」が祀られていますが、片目をつむった姿で参拝者に元気で頑張れよ~とパワーを授けておられました。
本堂前には、大きなわらじの絵馬掛けがあり、厄除け祈願の絵馬が架けられていました。
お手水舎では、龍神の滝として神水が流れ落ちています。
深川不動堂から江戸の風情が残る辰巳新道を経て、法乗院の「深川えんま堂」では、日本三大の閻魔(えんま)大王座像が安置されていて、深川のパワースポットとなっていました。
えんま堂の横には、貴重な聖なるお姿の石仏様も見られます。
蔵前橋近くの蔵前神社では、蔵前国技館と共に大相撲の聖地と言われた社で、その名残の石碑が設置されています。
境内の社殿の横には、ミモザの花が満開となって、多くの参拝者のフォトスポットとなって、都内の美しい神社と言われているようです。
東京マラソンの応援で、限られた時間でしたが、江戸情緒が感じられる深川の下町風情を堪能していました。