東日本大震災から11年を迎えて各地で犠牲者を弔うイベントが開催されていますが、我が街の公園でも地域の皆さんや福祉施設の方々が一体となって、牛乳パックを使って花や💛、〇、▽などくり貫いた形の思いを込めて約3千個の手作りキャンドルによる明かりに包まれるイベントが開催されました。
公園の中心の広場には、LED電球を使って「3.11」の灯りも灯される中で、キャンドルの灯りが並ぶ静かなアートな雰囲気が創り出されていました。
皆さんが集う中で震災に関する気持ちを語り合い、ピアノ演奏や楽器演奏が行われた後、「ふるさと」や「星空を見上げる~」、「花は咲く~」などのコーラスも披露されて、ふるさとに想いを寄せて大震災の被害地のことを知りながら災害への意識を再認識する機会となっていました。
広い公園の芝生広場や周辺にも、キャンドルが並べられて、素晴らしい作品を創られた方々の想いも伝わっていました。
園内の自然石を配したせせらぎの道や噴水池の周りにも、多くのキャンドルが並べられて、心温まる雰囲気が感じられる空間を創り出されていました。
園内の花壇に咲く葉ボタンも灯りが映されて、葉ボタンキャンドルの姿が見られます。
大震災やコロナ禍で被害を受けられた方々と思いを共有して、復興への想いを繋げたいという主催者の温かい気持ちも参加者の皆さんが知り合う貴重な機会となっていました。