MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

鎌倉ハイキング~名越切通・まんだら堂やぐら群

2022年05月07日 | ハイキング

鎌倉古道の鎌倉七口の一つ「名越切通し」を散策してきました。

名越切通しは、鎌倉と逗子・三浦を繋ぐ道の一つで鎌倉から三浦半島へ向かう数少ない陸路だった道で、急坂の名越坂を超える道は、険しく難行の坂「難坂」と呼ばれていたことから「名越」に代わったと言われています。

逗子市の小坪口から長い階段を上り切通しへ向かい、約10分で上り切ると、名越切通の第一切通に着きました。

切通路は、大小3か所の細い掘割の人口崖の切通があり、約500mに亘ってクランク状に作られており、鎌倉七口の中で最も険しい切通となっています。

第1切通は、崖の高さ約10mで幅も1mの狭い道で圧巻の姿が保存されています。

第1切通から約50m程先にある第2切通を抜けた先には、「まんだら堂やぐら群」があります。

「まんだら堂やぐら群」は、普段は公開されていませんが、GWの休日限定で公開されていました。

やぐら群は、13世紀から16世紀頃まで使われた武家や僧侶の納骨・供養の遺構だそうで、鎌倉には多くのやぐらが見られますが、最大の規模となっているようです。

まんだら堂内の展望テラスから望むやぐら群の光景ですが、垂直の人口崖に3段の列で約150基の横穴のやぐらが見られます。

大小のやぐらの中には、五輪塔など無数の石塔が並べられています。

奥の平場側にも巨大なやぐらが見られます。

まんだら堂の圧巻の景観に感動して切通路に戻り、その先に第3切通があります。

第3切通を抜けて鎌倉大町口からシダの葉が茂るシダの道を下り長勝寺へと向かいます。

長勝寺では、本堂前に日蓮上人像が立ち、聖人の周りには四天王(持国天、増長天、広目天、多聞天)が邪鬼を足で押さえつけて聖人を護っているようです。

大河ドラマ鎌倉殿で鎌倉の歴史を再認識する機会となり、鎌倉の歴史道を巡っていました。

コメント (2)
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