快晴のお散歩日和となり、横浜の伊勢山の皇大神宮から野毛山公園をぶら散歩してきました。
伊勢山皇大神宮は、「関東のお伊勢様」と言われ、天照大御神を御祭神とし、伊勢神宮より天照大御神の分霊を勧請した神社で、創建152年を迎えて横浜開港以来 横浜の総鎮守として信仰を集める荘厳な雰囲気に包まれる神奈川の宗社となっています。
長い急階段の参道を上ると、130年前に奉納された貴重な大注連縄が保存されています。
天照皇大神を祀る本殿は、伊勢神宮の旧西宝殿が遷宮された際に、創建150年の奉祝事業として移築され、茅葺の屋根に千木と堅魚木の棟飾りが付けられた神代の姿は、特別の輝きを感じられ、心静かに参拝していました。
境内の摂社の「杵築宮/子之大神」には、当時の横浜の輸出品だった生糸・蚕の守護神として豊受大神が祀られています。
拝殿前には、横浜港の四海を照らす常夜灯の「照四海」で、横浜港の守護神として浜の海を照らしいます。
昭和天皇即位を記念して建てられた「太鼓楼」で中には、大太鼓が納められていて、現在も毎朝号鼓が伊勢山に轟いているようです。
皇大神宮に参拝した後、近くの成田山横浜別院(野毛山不動尊)に参拝してきました。
野毛山不動尊も横浜開港と共に創設され開創152年を迎えた厄除け祈願の名所となっています。
広い境内にも厄除け祈願の六地蔵や七福神が祀られて、パワースポットとなっています。
野毛山不動尊から桜の名所の掃部山公園へ向かうと、桜などの新緑に包まれた公園の中央には横浜開港に貢献された井伊直弼の銅像が立ち、日本初の鉄道(新橋ー横浜)の建設のために働いた鉄道技師の官舎があったところで、「鉄道山」とも呼ばれる浜の歴史スポットとなっています。
園内の桜咲く散策路には、緑に包まれた日本庭園もあり鯉やカモの姿も見られ、お休み処となっています。
掃部山公園から野毛坂を上り少し離れた野毛山公園へ向かいました。
野毛山のランドマークの展望台に着き、展望台からはみなとみらい21のランドマークなどミナトヨコハマの絶景スポットとなっており、浜風を感じながら一休みしていました。
展望台の前には、東京五輪の記念碑が立ち横浜で開催されたバスケットボールやバレーボールの肖像が描かれた記念碑が設置されています。
野毛山公園から「野毛のつり橋」を渡り、久しぶりに野毛山動物園で動物達に出会ってきました。
野毛山動物園は、開園50年を迎えて横浜の子供たちの人気スポットとなっていて、この日も多くの家族連れが動物たちと触れ合いながら楽しんでいました。
園内には、約20種の親しみ感じる動物が飼われているようですが、お昼休みだったようでライオンやクマさんの姿は見れませんでした
珍しいクジャクさんでしたが、羽を拡げてくれませんでした
可愛いレッサーパンダ
爬虫類館では、水の中を泳ぎ回る亀さんやワニさんにも出会えました。
貴重なシマウマの頭の骸骨
横浜の伊勢山や野毛山の歴史が刻まれたスポットを巡りながらのお散歩を楽しんでいました。