読売新聞本社で、読売巨人軍の球団90周年記念展を見た後、皇居内堀通りの将門塚から九段坂をぶら散歩してきました。
大手門近くのビル街の一角には、平将門の首を埋められた「将門塚」は、春の神田祭には神田明神と共に賑わう名所で、この日も参拝者も見られ、都の指定旧跡となっていて、狛犬では無く蛙さんの姿も見られます。
内堀通りの大手濠では、大量のアオコなどが発生して水面を覆った異様な光景となっていました。
大手濠緑地のお休みスポットには、桓武天皇に仕えたと言われる和気清麻呂の銅像が立てられています。
江戸城の裏門として使われた通用門の「平川門」前の平川濠に架かる平川橋周辺の水面も多くのアオコが覆われています。
竹橋御門跡があった近くには、以前は、竹で編んだ橋が架かっていたことから「竹橋」と名付けられているそうですが、現在は石造りのアーチ橋となっています。
「清水濠」は、かって清水が湧き出ていたことから名付けられたと言われていますが、北の丸公園に通じる名門の一つの清水門の周辺も緑の水面となっています。
九段下近くの「九段会館テラス」は、2年前に改装されましたが、90年前には、元軍事会館だった建築で、煉瓦壁やコンクリート造り瓦屋根を載せた和洋折衷の「帝冠様式」の景観となって九段下のシンボル的な存在となっているようです。
昭和館近くの牛ヶ渕には、ハスの葉などの水草が覆い被さる光景も見られます。
九段坂上の田安門前の常灯明台(高灯籠)が立ち、歴史観ある景観が見られます。
皇居周辺の東御苑、北の丸公園周りのお濠や御門の歴史スポットの景観を楽しみながらのぶら散歩でした。