市民会館で開催中の第33回「手で触れて見る彫刻展」を観てきました。
今回の展示会では、20人の彫刻家の70点の秀作が展示されていて、誰もが作品に触れて見れる展示会で、他の展示会とは異なる雰囲気でその作品が創られた経緯などを感じながら素晴らしい作品を見ていました。
展示作品には、日展会員の桒山氏を中心とする彫刻家が、木彫や陶芸などの色々なモチーフで創られた作品が多く見られました。
二人の子どもが抱き合うような姿の「二人像」
太い幹に彫られた「北鎌倉七福神像」
扉を開いて向こうへ行こうと呼びかけるウサギさん「風の向こうへ~」
森に棲むオオカミの群れを描いた「森の家族」
作者をモデルに「した「自刻の像」
閻魔王像や鬼卒立像、菩薩立像など仏の世界の木像の作品も多く見られます。
弁慶や鞍馬天狗を想定した作品
招福の布袋様像の片に乗ったねずみ像と布袋様像
ネコをデザイン化した可愛い猫の作品は、触って撫でてね~と呼びかけているような姿で人気の作品でした(笑)
阿吽の姿の狛犬もどきの「なんじゃこりゃ~」の作品
狂言の猿面を想定する「猿面」の作品
作者の愛情を込めた想い想いの秀作品に触れながら絵画とは異なるアート作品に感動しながら作者と交流していました。