快晴の散歩日和となり鎌倉の紅葉スポットである鶴岡八幡宮から鎌倉宮、永福寺、獅子舞などを紅葉狩り散策してきました。
若宮大路の段葛通りの桜並木は、10年前に植え替えられましたが、枝も伸びて春の桜咲く時期には約180本の桜トンネルが楽しめそうです。
鶴岡八幡宮の隠れイチョウで知られる大銀杏は、14年前に倒れましたが、その後新芽も大きく育ち今年も親と子のイチョウが黄金色の姿を見せています。
鎌倉国宝館前のモミジや銀杏も鮮やかな赤や黄金色に染められています。
源氏池では、この日も多くの白鳩やカモたちが泳ぎ回り晩秋の長閑な光景が見られます。
荏柄天神社の御神木の大銀杏も樹齢900年を超える姿が見られます。
護良親王を祀る鎌倉宮(大塔宮)では、境内に多くの紅葉が色づき晩秋の光景となっています。
拝殿横には、護良親王の身代わりとなって自刃された村上義光を祀る村上社の前に村上氏の像が設置されて、「撫で身代わり」と呼ばれ病気や厄除けの身代わりにご利益を得るパワースポットとなっています。
境内の社務所前や遊歩道には、巨木のイロハモミジやカエデなどの紅葉が盛りとなって鮮やかな紅葉が彩る「紅天井」と呼ばれる景観が拡がっていました。
鎌倉宮の北側には、源頼朝が平泉の中尊寺を模して建立した永福寺跡が保存されていて、展望テラスからは、二階堂・薬師堂・阿弥陀堂の三堂を想定される光景が見られます。
永福寺跡から鎌倉の紅葉隠れスポットである「獅子舞」から「天園コース」へ紅葉狩りに行ってきました。
二階堂川の沢沿いの足元の悪い山道を経て獅子舞の谷に入り岩肌が迫る切通しの道を進みます。
獅子舞の谷の斜面の頭上には、冬の陽が差し込み赤や黄色の彩りも映えて美しい紅葉の森となっています。
この森の中には「獅子岩」が設置されて、獅子舞の名称の由来となっています。
獅子舞の森から天園へ向かう坂の上からは、獅子舞の森や富士山の絶景が見られました。
鎌倉アルプスの天園コースの合流点に出ると、こちらにも獅子岩に似た大岩が並びそれを抜けて「天園」へ向かいます。
「天園」は、東郷平八郎が、天国の園に遊ぶようと、形容したことから名付けられたそうで、鎌倉と横浜の市境にあり、天園広場からは、横浜や相模湾を望めるお休み所となっています。
天園広場で一休みして、天園ハイキングコースをトレイルウオーキングしていました【続く】