まもなく横浜開港記念日を迎えますが、今年もコロナ禍の収束が見えず、開港記念イベントは殆ど中止となり、横浜みなとみらいのシンボル的存在である横浜三塔を巡りながら、レトロな雰囲気の開港記念会館(ジャック塔)をスケッチしてきました。
ジャック塔は、時計塔やドーム、赤レンガと花崗岩を用いた辰野デザインに似たクラシックな外観は、三塔の中でも最もモチーフとして素晴らしく、創建100年を超えるレトロな建築としてどの角度からも絵になる構図ですが、今回は、みなと大通りからの構図で描いてみました。
ジャック塔の屋根のドームと時計塔の姿に拘りましたが、赤レンガと花崗岩が織りなすレトロな景観を描くのは一苦労でした。
館内への入場も規制されていますが、館内の階段にはペリー来航時のポーハタン号を描いたステンドグラスが飾られています。
資料室(旧貴賓室)の壁にも、鳳凰や浜の宿場を描いた貴重なステンドグラスが保存されています。
ジャック塔近くの横浜税関(クリーン塔)は、ジャック塔とは対照的にイスラム風のドームとロマネスクなど細部の西洋風のデザインが素晴らしく、クイーンの女王らしい優しさを感じさせる外観が見られます。
ドームの姿とクリーム色の壁や西洋式窓の優美な外観の表現に拘って描いてみました。
クイーン塔への入館は、規制されて入れませんでした。
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