冬に舞い戻ったような寒い朝でしたが、引地川プロムナードをジョグって来ました。
親水公園の桜並木では、河津桜に代わってソメイヨシノが蕾も膨らみ始めて散歩人やジョガーの姿も多く見られ、月末には桜のトンネルが楽しみです。
鷹匠橋から引地川を離れて「聖ケ谷」の古道を進み谷戸に入ると、古き稲荷神社や石仏が散見する静かな谷戸風景が続きます。
昔の庚申塔や双代道祖神が並び、庚申塔には《左 ふじ沢 右 ひき志》と記されていますが、江ノ島街道へと続く古道だったようです
古道には、伏見稲荷大明神が鎮座しており、旅人の信仰を集めていたようです。
古道の先は、鬱蒼と古木が茂る谷戸の風景が続きます。
折り返して引地川の上流へ向かうと、水道導水管が通る石川の深い森林の中には、「熊野権現堂」が鎮座しています。
石碑には、伝説の小栗判官と照手姫にまつわる故事が記載されていますが、藤沢には遊行寺と共に縁があるようです。
さらに上流の自性院に立ち寄ると、境内にはユニークな姿の六地蔵が見られました。
引地川に戻り、プロムナードでは、ハトやユリカモメの群れに出会いましたが、ゆりかもめのこの春最後の姿でしょうか?
桜咲く春本番近しを感じながらのSLDでした。
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