猛暑が続く中で熱中症が心配される日でしたが、久しぶりに陽射しを避けて、藤沢三大谷戸の一つである「遠藤笹窪谷戸」の健康の森や竹林をJogしてきました。
遠藤笹窪谷戸では、丘陵地に沿って広大な竹林が拡がり「健康の森」が新しく運動公園として整備中でまだ完成まで一年近くかかりそうですが、美しい緑地公園として期待が膨らむ光景が見られます。
健康の森の竹林には、緩やかな坂道の遊歩道が続き、竹が風にさらさらとなびく音が聞こえる涼しげな雰囲気を感じられます。
ビオトープの小径の先には、二股の角に「猿田彦大神」の道標があり、石柱には「右厚木道、左一の宮道遠藤村」書かれており、昔道の分岐点だったそうです
谷戸を抜けて里山の小径にも、道祖神、庚申塔、地蔵菩薩など立派な神仏像や石塔群があり、歴史道の史跡となっています。
健康の森から小糸川近くの宝泉寺に向かうと、藤沢の大仏様「宝泉大仏」が鎮座し、右手を上に延ばし衆生の畏れや不安を無くする無畏れの印、左手は膝の上で掌を下に向けて悪を抑えて悪魔を降ろす降魔の印を示し顔も優しい表情で仏様の心の内面を表しています。
本堂前には、おびんずる様の「なでぼとけ」が、お座りして頭や腰が撫でられてピカピカに光り輝いています。
境内には、金毘羅大権現堂があり、大仏様と共に地域の守り神として信仰を集めているようです。
夏本番を迎えて涼しげな健康の森から湘南の大仏様のお姿に癒されてのぶら散歩でした。
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