秋の駅伝シーズンを迎えて期待していた第97回箱根駅伝予選会が今年はコロナ感染防止のため、昭和記念公園のコースではなく、陸上自衛隊立川駐屯地で無観客で開催されました。
毎年、会場へ応援に出かけていましたが、テレビ観戦しながら今年のレース展開と新春の本戦に向けての各校による激戦を観ていました。
コースは、駐屯地内の2.6Kmを8周するハーフマラソンコースで行われ、46チームで約500人の選手が参加し周回遅れの選手が出るほどのスピードレースとなっていました。
スタート直後では、密を避けて広いコース一杯に選手同士の間隔を空けて競い合い、マラソン大会とは異なる異例のスタート風景となり圧巻の光景が見られました。
雨の寒い悪コンデイッションでしたが、1km地点では各校が集団となって長い列が出来るハイペースとなっていました。
5km地点では、留学生4人が先頭集団となり、後続集団を含めて順天堂大、中央大、中央学院大と伝統校が続く大激戦となっていました。
10Km地点でも留学生4人が先頭集団を構成し、予選会通過の10位争いも入れ替わり激しい順位争いが見られました。
第2集団では、中大、日体大、筑波大の日本人5人が想像を超えるハイペースで後続を引き離しいました。
15Km地点でも本選出場を獲得する10位前後の入れ替わりが見られ、期待していた筑波大は、前半より遅れ始めて各チームの一喜一憂の順位争いとなっていました。
ゴール地点では終始先頭集団を形成していた留学生の拓大のレメテイキ選手がトップでゴールし、2~4位は全て留学生と続き、日本人トップは、スーパールーキーの順天大の1年生三浦がアンダー20歳(U20)の新記録でゴールし、順天堂大の1位に大きく貢献でした。
結果は、常連校の順天堂大、中大、神奈川大、日体大が上位を占め、期待していた2020年大会で26年振りに出場した筑波大は、個人順位10位以内に2人が入っていましたが、惜しくも18秒差で予選突破ならず、伝統校の日大、中央学院大も予選落ちとなり、新春の本大会の激戦が予想される結果でした。
今年は、コロナ感染防止のため、各校とも合宿も出来ず練習不足でコンデイション作りも大変だったそうで本戦ではどのような争いになるのか心配ですが、個々のタイムは期待以上のもので、新春のレース展開に期待が膨らんでいます。
〈写真はテレビ画像から〉
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