今朝も寒い朝を迎えていたが、まずまずのJOG日和となっていたので、躊躇なく朝ジョグへと飛び出してきました。
引地川親水公園に向かうと遊歩道に咲く河津桜も、数十本の 若い木ですが咲き始めたばかりで5分咲き位になっていましたね。今年は、異例の気候の為か、どの花も咲き頃を見失っているようでした。
親水公園から上流に向かい石川の田園の小路から自然林が残る石川谷戸に入ると、先の大雪で多くの木々が倒木しており行く手を阻んでいました。
何とか林を抜けて小さな祠の山王神社に到着。社殿の前には、小ぶりの白梅が咲き由来は不明ながら地元の信仰は熱いようですね。
社殿の境内では、まるまるのニャンコに睨まれてしまいました
山王神社の先には、石川丸山谷戸が続きますが、藤沢の三大谷戸と言われ緑地保全地区となっており、自然林の中に湿地帯や水田などに生態系が保たれて貴重なホタルの里となっています。
雑木林の道を進むと、こちらでも大雪の足跡が残っており、大小の木々が倒れたままになっていますね・・・
春になると、ウオーカーや近隣の子どもたちが訪れる自然観察ポイントとなっていますが、まだ冬の厳しさが残されたままでした。
谷戸の出口には、季節外れの姫紫陽花が咲いていましたが、何とカラーを吹き付けた枯れ紫陽花でした
谷戸から日大農場を回り天神社に立ち寄ってみました。天照皇大神と菅原道真、神皇産霊神を祀る神社ですが、この地名も天神町と呼ばれており、天神信仰が根付いているのでしょうか?気になったのは、鳥居が靖国神社と同じ型のようです。
鳥居の脇には、6体の立派な双体道祖神や庚申塔が並んで鎮座していますが、過ってこの地域に在ったものを境内に集めたようで歴史を感じます。
その近くには、立派な古木の梅の大木が咲き誇っており、聞けば樹齢100年近い名木だそうです。
引地川遊歩道へ戻ると、石川橋付近ではアオサギが悠然と闊歩しており、一足早い春を謳歌しているようでした。
石川橋には、過って近くに「石川の梅」という天然記念物の梅があったのですが、梅とウグイスのレリーフが飾られており、春の梅スポットの名残ですね。
この日も寒さを実感しながらの朝ジョグでしたが、梅や水仙の花々を愛でながら「冬来たりなば 春遠からじ・・」を想いつつ、春の足音に耳を傾けています・・・
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