「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「小春日和」

2008年11月01日 | 季節の移ろい・出来事
早くも11月突入。只々時の過ぎゆく早さに驚くばかり。
自分の体内時計で、時が速く過ぎると感じるときは、精神的に安定した状態、つまり気力充溢、無駄に過ごす時間などない。どちらかといえばハイな状態が保たれていることだと思っている。

30代後半から50歳に至る頃までのように、手帳が黒くなるほどの忙しさではないにしても、それ以降も「何をしようか思案に暮れる…」という経験もあまりない。

クルマセールス担当の方が、「乗り心地は如何ですか、快適でしょう、加速もいいでしょう…」と、感想を求める電話を入れてこられた。残念ながら答えようがない。今日は朝から、新車に乗ってみるヒマはなかった。

今日のような絶好のお出かけ向きの“小春日和”。どこかにのんびりクルマ試乗にでも出かけりゃーいいものを…。
孫一人預けられて、朝から梅の木の剪定に走った。
国道2号線から、187号線に入って、錦帯橋からおよそ35㎞。カミサンの里のわずか6本しかない小さな小さな梅林。

6月の梅もぎ以来放っておいたツケで、やたら不要な枝が伸び、剪定が大変。
忙しさにかまけて、手を入れるべき時に手を入れない、いわゆる手抜きをするとこの始末。

今日のような深まる秋に、春を思わせるような陽気を 小春 という。
間違っても、小春日和は、春が待たれる3月頃に使う言葉ではないことを肝に銘じよう。それでなくても日本語はややこしいから。

4時間あまり、枝をかき分け・背伸びしたり這いずり回ってきれいに仕上げた梅林のすぐそばに、逞しい茎に妖艶なとさか状の花を付けた燃えるように赤い、鶏頭の花が稟と咲いていた。

小さい花をいっぱい集めて、一片の絨毯のように見せかける鶏頭の花。燃える赤・凛とした立ち姿、生き方としては何かしら参考になるものを感じる。
それにしても、今日も忙しい一日であった。

         ( 写真:妖艶に赤く燃える 鶏頭の花 )
コメント (6)
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