親しい先輩ブロガーに何度か勧められるうちに、ついついその気になって、人真似の如き写真エッセイブログを開設したのが4月30日。
おっかなびっくり、失敗も繰り返しながらアッという間に6ヶ月を過ごした。
ふり返ってみれば、まさに脇目もふらず駆け抜けた感じの半年間である。
開設して間もない頃の印象は 「少し早まったかな…」 「大変なことを始めたものだなー…」 という、どちらかと言えば負の印象ばかりであった。その日その日のテーマ探し、内容の組み立てなど、書くからには出来るだけ多くの人に目を通してもらいたい。その上で共感を抱いて欲しい。などなど、あれこれ考えるうちに、パソコンに向かう時間が長くなり「お父さんはパソコンばかりで、家のことを何にもしてくれなくなった……」と手厳しいご批判も身にしみた。
そして何より、ブログ作成に精気を奪われて、それまで等間隔に書いてきた新聞社への投稿さえままならなくなった短い期間も経験した。頭の中がこんがらがって、意見・提言・随筆などを短くまとめるテクニックまで忘れかかっていたのかも知れない。
こんなはずではなかった。この程度をプレッシャーやストレスに感じるほど甘やかされては来なかった、と思い直した。
もちろん、グッドタイミングで、「あまり頑張り過ぎないように…、書けるときに書く…という気楽さが必要…」という的確なアドバイスも頂いた。目が血走るほど必死にキーボードと向き合う姿を見透かされていたのだろうか。
そんなこんな気持ちの揺れ動きを出来るだけ押さえて、初心つまり“自らの日記を公開するという軽い気持ち”を取り戻す努力もした。同時に肩の力を抜いて、そこにもあるここにもある日常の出来事に、わずかの感情を注入することで、限られた人にではあるが目を通してもらえることに喜びを感じている。というのが現在の姿である。
6ヶ月間で160編をアップさせていただいた。辛抱強いエッセイ仲間はじめ、同級生、さらにはわざわざご訪問いただいた見ず知らずの方々からもコメントを頂くに至って、ブログを開設したことは決して間違った選択ではなかった。自分磨きの大切な手段になっていることを痛切に感じ始めているのも事実である。
所詮、浅学非才、何ほどのものが書けるのか自分でも保証は出来ない。が、岩国という地方小都市で、海や山や田んぼ畑に囲まれ、孫の成長を楽しみに日々を送る初老の日記が、目を通して頂く方々の気持ちに、ささやかな安らぎの手助けになるならこの上ない。コメントという形や色々な方法で支えて頂く方々に、心からの感謝の気持ちを込めて、メッセージを送り続けられたら嬉しい。としみじみ思っている。
小生とブログ。ミスマッチではないかな…という疑念を抱いていたら、今を盛りのツワブキの真っ黄色な花に囲まれて、季節外れのアジサイが花開いていた。狂い咲きなのか、単なる季節を間違えたのか…。いずれにしても今の小生の気持ちを代弁する花の様子ではある。
( 写真:真っ黄色なツワブキに囲まれて咲く、季節外れのアジサイ )
おっかなびっくり、失敗も繰り返しながらアッという間に6ヶ月を過ごした。
ふり返ってみれば、まさに脇目もふらず駆け抜けた感じの半年間である。
開設して間もない頃の印象は 「少し早まったかな…」 「大変なことを始めたものだなー…」 という、どちらかと言えば負の印象ばかりであった。その日その日のテーマ探し、内容の組み立てなど、書くからには出来るだけ多くの人に目を通してもらいたい。その上で共感を抱いて欲しい。などなど、あれこれ考えるうちに、パソコンに向かう時間が長くなり「お父さんはパソコンばかりで、家のことを何にもしてくれなくなった……」と手厳しいご批判も身にしみた。
そして何より、ブログ作成に精気を奪われて、それまで等間隔に書いてきた新聞社への投稿さえままならなくなった短い期間も経験した。頭の中がこんがらがって、意見・提言・随筆などを短くまとめるテクニックまで忘れかかっていたのかも知れない。
こんなはずではなかった。この程度をプレッシャーやストレスに感じるほど甘やかされては来なかった、と思い直した。
もちろん、グッドタイミングで、「あまり頑張り過ぎないように…、書けるときに書く…という気楽さが必要…」という的確なアドバイスも頂いた。目が血走るほど必死にキーボードと向き合う姿を見透かされていたのだろうか。
そんなこんな気持ちの揺れ動きを出来るだけ押さえて、初心つまり“自らの日記を公開するという軽い気持ち”を取り戻す努力もした。同時に肩の力を抜いて、そこにもあるここにもある日常の出来事に、わずかの感情を注入することで、限られた人にではあるが目を通してもらえることに喜びを感じている。というのが現在の姿である。
6ヶ月間で160編をアップさせていただいた。辛抱強いエッセイ仲間はじめ、同級生、さらにはわざわざご訪問いただいた見ず知らずの方々からもコメントを頂くに至って、ブログを開設したことは決して間違った選択ではなかった。自分磨きの大切な手段になっていることを痛切に感じ始めているのも事実である。
所詮、浅学非才、何ほどのものが書けるのか自分でも保証は出来ない。が、岩国という地方小都市で、海や山や田んぼ畑に囲まれ、孫の成長を楽しみに日々を送る初老の日記が、目を通して頂く方々の気持ちに、ささやかな安らぎの手助けになるならこの上ない。コメントという形や色々な方法で支えて頂く方々に、心からの感謝の気持ちを込めて、メッセージを送り続けられたら嬉しい。としみじみ思っている。
小生とブログ。ミスマッチではないかな…という疑念を抱いていたら、今を盛りのツワブキの真っ黄色な花に囲まれて、季節外れのアジサイが花開いていた。狂い咲きなのか、単なる季節を間違えたのか…。いずれにしても今の小生の気持ちを代弁する花の様子ではある。
( 写真:真っ黄色なツワブキに囲まれて咲く、季節外れのアジサイ )