「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「ガンジー」

2009年03月12日 | ニュース・世相
「インド建国の父」と呼ばれ、世界中その名を知らない人はいないだろうと言われるマハトマ・ガンジー。
政治家の一人ではあるが、その卓越した非暴力運動の指導者としての実績は語るを待たない。

そのガンジーが、生前愛用していたというあのトレードマークとも言うべき『丸ぶちメガネ』・『懐中時計』他多数の遺品が、このほどニューヨークでオークションに出されたという。
当然ながらインド政府は猛烈な反発。 オークション開始直前になって、遺品の所有者が出品停止を申しでたが受け入れられず、オークションは進められた。

結局、インドの大実業家が、約1億7000万円で買い取り。インド政府に寄贈し今後公共の場に展示されるという、これまでのガンジーの功績に、最もふさわしいかたちで落ち着いた。賞賛の拍手を送る。

それにしても、人間の欲望とは果てしないものだなーと思う。 “怒るというより、笑っちゃうねーこれは…” どこかで聞いたセリフがふと頭をよぎる。お金になることなら見境がなくなる…人間の弱さ恐ろしさ、そして“さもしい”限りだ。

「非暴力は暴力にはるかに勝ると、敵を許すことは罰するより雄雄しいと信じる」 という言葉をどこかで聞いたくらいで、普段は、ガンジーという人の理念や具体的な教えも多くは知らない。
これを機会に少し仕入れた「マハトマ・ガンジー」の言葉を、今後の考え方の参考になれば…と願って幾つか並べてみる。

「『眼には眼を』で行けば、しまいには全世界が盲目になってしまう」
「目的をみつけよ。手段はついてくる」
「明日死ぬかのように生きろ。永劫永らえるかのように学べ」
「何かを信じておきながら、それに生きないーーそれは不誠実というものだ」
「敵と相対するときには、その敵を愛で征服しなさい」

まだまだ他にたくさんある。が、当面、先ずはこの言葉がホンの一部分でも身に付いたら次へ進むことにしよう。

         ( 写真: ガンジーと糸車・・某HPより拝借 )
コメント (10)
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