「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「お化粧の効能…」

2009年03月30日 | 晴耕雨読
“猫の額”などというと、猫が気を悪くするほどに狭い小さな畑。
秋の収穫を終えた後、ほったらかして冬を越させたため、草は生え放題。

トマトもキューリもおやつ代わりに丸かじり…スイカでも生ったら天下を取ったように喜ぶ、孫の顔を思い浮かべながら、夏野菜栽培の畑作りに向けて草を取る手に力が入る。

きれいに草を取り、鶏糞・牛糞などの元肥を混ぜる。昨秋もらってきた「もみがら」をふんだんに撒いて耕す。
仕上げは苦土石灰の白粉をふり撒いて、畑にお化粧を施してやる。
昨年の肥やしや風雨にさらされて、酸性が強くなった土壌を中和・アルカリ性に改良するためである。

こうしておけば、後は4月後半の、苗植え付けを待つばかり。

お化粧といえば、女性とは切っても切れないご縁で結ばれている。そこでふと思うのは……、女性がお化粧を施すのは、単に顔や髪形を整えるという表面的なものだけではなく、女性としての自分自身を取り戻し、気分はハイに・ご機嫌に・気持ちを高揚させる。つまり“やる気モード”への意識改革なのだと感じている。そして美しく変わることはその人自身を、ついでに周りの人を何とはなしに幸せな気分にする魔力を秘めている。
そんな意味では男だって、時には「心にお化粧」を施し、気分転換を図るくらいの心構えは必要な気がする。偏った考えに凝り固まり、なかなかその域から脱し得ない……、そんな時はケバイといわれてもいい、思い切ってハイになる化粧をして明るく振る舞い、周囲を驚かせてみる…くらいのパフォーマンスもありかな…なーんて…。

気持ちの奥の酸性を中和するような、人間に効き目のある苦土石灰はないものか……。

       ( 写真: 苦土石灰のお化粧を施した畑 )
コメント (8)
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