「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「和太鼓コンサート」

2009年07月13日 | 旅行・レジャー
初めての観賞! ステージによる和太鼓コンサート。
感動モノであった。太鼓演奏といえば屋外…というイメージを持っていたが、なんのなんの、コンサートホールのステージ演奏は、それはそれで最高の響き・共鳴・お腹に響く重低音。堪能した。

天井の高いホールを圧倒してあまりあるボリューム。身体を揺すって反応したくなるリズム感。なんとも心地よいテンポ。何よりも奏者一人ひとりの身体全体をつかった躍動が楽しめるのもいい。

和太鼓コンサートは、単に音やリズムという音楽を耳で楽しむだけでなく、目も手も足も…五感を全て使い、身体全体で楽しむ物とおぼえたり……そんな感じさえした。

野球でバットが粉々に折れる場面はよく見かけるが、太鼓の演奏でバチが粉々にはじけるのを初めて目にした。それほどに叩く手・音を出す手に力は入るのだろう。奏者の汗が飛んで来そうな迫力がある。男性女性関係なく、肩から二の腕にかけての筋肉の盛り上がりは、それはそれは積み重ねた練習の日々を思わされる。

一日の行動経過も、ジョギング・筋トレに始まって、練習に次ぐ練習、まさに太鼓漬けの明け暮れであるような。
それでなくてはお金は取れないし、プロ集団の維持継続は難しいのだろう。

ひとしきり、お腹まで太鼓の音を詰め込んだ頃に、金属のお皿にも似た打楽器を両手で合わせて、繊細な音を出すチャキによる音と表情のパフォーマンスで笑いを誘う一呼吸。演出もなかなかの味がある。奏者は、大太鼓から締太鼓まで大小の太鼓演奏に限らず、三味線・篠笛・チャキ・チャンチキ・振り付けまで、全てをこなす芸達者。

やはり、このようなプロ集団の現物を目にするのは大いに刺激を受ける。何かしらパワーをもらって、自分にも何かもう少し出来そうな気持ちにさせられる。これから体力消耗の暑い夏。気力まで削がれないよう、コントロールしなければ……。

       
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

横幅を広げる

一行の文字数を増やしたい