「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「準備完了」

2014年12月30日 | 季節の移ろい・出来事

         

いよいよとなった。今夜と明日の晩、二つ寝るとお正月を迎える。
今日は普段の休日よりやや早めの起床。分刻みとまでは行かないが、予定した段取り通り、無駄のない動きで晦日のノルマをこなしていく。
一夜飾りを嫌う山の神に逆らわず、先ずは神棚の掃除と、榊、お神酒、お鏡餅などのお供えを完璧に。次いで仏壇のほこりを払い、こちらも小ぶりなお供え餅を、ウラジロやユズリ葉をあしらってお供えする。

玄関には、自らこしらえた左綯い(左ない)のしめ縄に、ご当地伝統の作法にのっとった装飾品を添えて完成したしめ飾りを装着。
ちなみに、神事に用いるしめ縄などは、左よりでなうと伝えられている。農作業などで用いる縄は右より、つまり右綯いとなる。
一度体験されると納得いくと思うが、この左縄はなかなかうまくいかない。だから、何をやっても思い通りに行かない、ままならないことを「左縄」という。
その間に玄関にはお花が飾られ、何はともあれ「迎春準備完了」と相なる。

午前中にやり終えなければならない次なる予定は、クルマ2台のワックスがけ。
スプレー式ワックスを吹きかけては伸ばし、伸ばしては拭きあげる。腰の痛さも腕のにがりも忘れて、ゴシゴシキュッキュ。

一連の作業が終わり、コーヒーカップを手にしてふと我に返る。
さてこの一年、自分自身の十大ニュースってなんだったのだろうと考えてみる。
あれこれささ~っと頭の中を駆け巡る。間違いなくあれこれやった。思考が先か実行が先か、戸惑いながらも実行を優先してきたのかな~。

12月に入ってからの寒さに身体が硬直したせいもあってか、右肩から首筋にかけて押さえつけられるような鈍痛に襲われた。
こりゃ久しぶりの整形外科通いか、と真剣に悩むほどの痛さであった。それでもキーボードから離れるわけにもいかず、なんとか病院通いもなくやり終えた。 肩の荷を下ろしたのと安堵感で、クリスマスイヴころにようやく痛みも和らいだ。

特筆すべき出来事も幾つかあったが、それを乗り越えてみると、意外にそれほど大きな山でもなかったように思えたりする。
この感覚は自分の中でも確かに矛盾しているし、言いようのない不思議な感覚である。

早い話がこの一年は、今日一日のめまぐるしい動きに似て、先ずは実行そして思考。あるいは思考しながら行動するという、慌ただしさの伴う一年だったのだろう。
評価?そんなもな~自分で考えるより他人が考えてくれるだろう。自分では?そりゃぁもう・・・。

コメント (1)
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