「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「名残の紅葉」

2020年12月28日 | 季節の移ろい・出来事

                                                            
                                                                赤・黄・青、名残の紅葉が目の保養に         

コロナ禍に翻弄された学校生活であったが、冬休みだけはおおむね順調に12月24日が2学期の終業式となったみたい。
長期の休みに入ると近くの5年生孫君が、両親が仕事で留守の日は我が家にやってくる。それもそろそろ終わりのはずなのに、自分の目的があったらちゃんと母親に連れて来させる。今日の場合は、じいちゃんと差しでグラウンドゴルフの勝負がしたくてやって来たのだ。
仕方なし、コンビニで適当なお八つを仕入れ、クルマで40分ばかり走った先にある総合公園で午前中をグラウンドゴルフ三昧で過ごした。

他の球技ではもう全て向こうが上。ついていけないじじだが、グラウンドゴルフだけは差しの勝負ができる。彼は滅多にやりもしないくせに腕を上げていて、じいちゃんに勝負を挑むほどの自信を付けている。なかなかやりおる。長い戦いを1点差でじじの負け。帰ってきて優勝の賞状を作ってやったら大喜び。5年生11歳の野球少年でも、じじの前ではまるで子供の素顔をみせる。本音は、じじを喜ばせるコツを心得ているのかもしれない。それにしても、じじは少しお疲れ。 

そんなお疲れを癒してくれるように、二階の窓の外には、赤く、黄色くまさしく名残の紅葉が小さい額縁の中に治まっている。そして遠くに見える海の色は冬でも青く広がっている。今年は晩秋から初冬にかけての雨が極端に少なかったせいか、季節はとうに盛りを過ぎたというのに「これが最後よ、しっかり眺めておいてね」と名残惜しそうに、紅葉が誘いかけてくれている。

今日も暮れて、令和2年もあと3日を残すのみ。全国的に見事であった紅葉も、如何せんコロナの影響で、例年通りの多くの人の賞賛を浴びないまま終わってしまったのは気の毒である。なにもかもペースを乱されっぱなしだった今年も間もな。せいのない一年であったという感慨は皆さん同じなのだろう。    

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