コロナの憂さも一瞬忘れさせてくれるビッグニューで、日本中が、世界中が湧いた。
JAXA、宇宙航空研究開発機構が発表した通り、小惑星探査機「はやぶさ2」がカプセルの切り離しに成功した。そして12月6日午前2時50分前後に、オーストラリア南部ウーメラ近くの砂漠に計画通り、カプセルは着地した。
午前5時にはカプセルが無事に発見され、ガス調査などを経て日本へ送られて来るという。
それこそ、どの話を聞いても気が遠くなるほどの数値の精密さ、機器の巧緻には驚かされるばかりである。町工場の熟練の精密技術も一役買っているという。兎にも角にも、日本の宇宙開発技術をまた一つ世界に知らしめた快挙。今日一日はこんな素敵な話題で包み込んでおきたい。
また明日から、冷たい師走の風の中で、コロナを始めあまり面白くもないニュースをいっぱい聞かされるのだから。