「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「感動この上なく!」パラ・オリ閉幕!

2021年09月05日 | ビッグニュース

                                     

簡単な言葉では言い尽くせない、心の奥底から湧き上がる感動をもらったTOKYO2020パラリンピック。その日程の全てを終えた。
勝者の感涙そして笑顔。敗者の唇を噛む口惜し涙そして最後に見せる笑顔。勝って感謝の言葉を述べ、敗れて改めて周囲の心強い応援に感謝をする。パラ・アスリートひとり一人の人間性がキラリ!随所に輝きを見せる。

これ以上ない最高のステージで、肉体のあらゆる部分を鍛え上げ、その蓄えたパワーを全て出し切って競技を重ねる究極のパフォーマンスは、見ている私たちの五感を通して身体の中にストンと溶け込む爽快感を味わう。
水泳・陸上競技・車いすテニス・車いすラグビー・車いすバスケットボール・ボッチャ等々。どれを取っても一旦見始めたら手に汗握り、肩に力を込めたまま終わりまで見てしまう。まるで自分が戦ったように疲労感を覚えることもたびたび。

42.195kmを走る女子フルマラソン。伴走者というこの上ない頼りにする人と一緒に3時間を走り続ける。練習に次ぐ練習で慣れているとは言え、伴走者の声と、手と手をつなぐロープを頼るしかない。路面やカーブなど見えない状態で走り続ける。少なくとも私の常識では、怖くて怖くてとても走れるものではないと足がすくむ。それをものの見事に目標通り「金メダル獲得」という。山口県下関市出身の道下美里選手の快挙、そしてあの素晴らしい笑顔に、どんな讃辞を贈っても足らないような気がしてならない。

   

  

胸に突き刺さるような数々の名勝負をいっぱい見せてもらって、心からの感謝とともに、聖火が静かに消えた。そして3年先にはパリの地で。

パラ・アスリートの努力を思うとき、人間に不可能という言葉は当てはまらないのではないかとさえ思わされる。とても真似の出来ない生き方だけど、残された人生の中で「ここ一番」という局面に出くわすことがあったら、今日を含めた過去12日間を思い起こし、判断を下す基準にしてみたい。

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