「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「メダカの学校」

2021年09月13日 | 季節の移ろい・出来事

                                                     
                 メダカの学校は甕(かめ)の中・・・

朝夕の涼しさ・肌寒さはすっかり秋本番。夜明け近い薄明かりの中で、肌布団1枚余分に欲しくなる季節となった。

暑さに煮え返りそうな水温を日除けでカバーし、冷たい新鮮な水を足しては守って来たメダカさん。今年は早くから順調に産卵し、うまく孵化させて大量の新一年生を迎えた。一時は「こりゃメダカの佃煮でも出来そうじゃ」と冗談を言わせるほどにウヨウヨしていた。
孵化した時期ごとに4つの容器に分けて、毎朝眺めては「早く大きくなれよ」と声を掛けてきた。

ああそれなのにそれなのに。明らかに季節の変わり目を感じさせる今日、3年生・2年生そして1年生それぞれに容器を洗って水垢を落とし、新鮮な水に戻した。3年生2年生は出席順番の通りおおむね元気に夏を越した。ところが、肝心な新1年生は60~70尾生まれたというのに、なんと半数以下30尾そこそこに減っているではないか。さてはメダカの世界もコロナ禍で、三蜜のるつぼにはまって大量死か、と嘆くばかり。

いやいやそうではない。なんでもかんでもコロナのせいにしたがるが、我が家のメダカ大量死は紛れもない『熱中症』である。水が濁り、水中酸素欠乏という、稚魚にとっての致命的な手抜きを、この飼い主がし出かした結末である。云うて行くところもない失態をしてしまった。
兎に角残された30尾そこそこを、滅菌として投与される塩素を完全蒸発させた真新しい水道水を使って元にに戻した。気持ちよさそうに泳いでいると思っている。
完全に生き残れるか、結論は2・3日先の話である。それにしてもメダカは呑気でいいよねー。誰が生徒か先生か分からないまま気楽に泳ぎ、集合写真を撮ろうとしてもなかなかうまく並んではくれない。

ところで、我が孫君たちは2学期の始まりも特に時差登校などもなく、さすが田舎の小規模校。普通通りというかむしろ1学期の遅れを取り戻すべく尻を叩かれている様子。でも都会や大規模の学校では、時差登校も止む無くされ、子供たちの情操教育に大きな影を落とすコロナ禍ではある。
そんな現実を背負う苦難の2学期ではあるが、何としてでも感染拡大を抑えて、三蜜もほどけ、大声も許される日が来ることを待ち望むばかり。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

横幅を広げる

一行の文字数を増やしたい