沖では漁師さんの沿岸漁、手前にはお昼寝マガモが。
泣いても笑っても後1カ月で今年が終わる。師走ついたち。
分厚かったカレンダーもいよいよ最後の1枚。少し頼りなさそうにぶら下がっている。
にもかかわらず、向こう31日間の様々な予定や行動が書き込まれ、重宝される。
京都南座では、恒例の顔見世興行の「まねき」が掲げられた映像が流れた。
個人的には、季節は冬というのに何かしら心温まる思い出が一つや二つはあるような。
それに、ささやかな仲間とのパーティに興じた青春を思い出したりする12月。
そして今一つは、チンチロ店ながら商売に精出していたオヤジさんを手伝ったのを思い出す。どちらかというと喜びとは縁遠く、むしろ辛さや惨めさの方が色濃かったように思う。しかし燃えていた。一生懸命世間を相手に闘っていた。そんな闘士の左腕くらいにはなっていたのだと思う。いい正月を迎えるために寒さも何もがまんした。そんな記憶がモヤっと蘇る師走スタートでもある。
穏やかな海面に悠々と漂いながら、昼寝でもしているのかと思われるマガモの群れ。
「オーイ、寒くないか~、居眠りこいて溺れるなよ~」などと声を掛けるほど暇人ではないが、あののんびり感が羨ましくてたまらない現役時代もあった。
今は、あのマガモと似通った、静かで穏やかな日々を過ごしている、のかな。
と、思いきや、明日は2年ぶりの岩国検定実施の日。
言うなれば、2年越しの恋の成就を見届ける日である。会場となる岩国短大では、看板設置や受け付け用テーブルセット。試験会場にはテーブルに受験番号貼りつけなど準備完了。試験実施七つ道具も揃えた。後は申し込み者が一人も欠けることなく参集してくれる事を願って床に就く。6時半起床まで、最高の夢を見たい。
師走ついたちがかくの如し。やはり時間に追われる慌ただしい年の瀬の予感。
人並みに気ぜわしくなるんよね。
第2回岩国検定試験、無事終了です。
応援ありがとうね。