この世の中で、「褒め上手」と言われる人に出会うとホッとすることがある。
“またうまく乗せられるているな……”と思いながらも、まんざらでもない気にさせられる……相手をその気にさせてしまうのが、褒め上手と言われる人の神髄なのだろう。
褒められる側も、多少なりともその気がある部分をくすぐられると、間違いなくいい気分にさせられる。
自分では気が付いていない部分を、開拓してくれるような褒め言葉はまた格別である。
残念ながら滅多にそのような場面に出くわさない。己の不徳の致すところを棚に上げて……。
それに今更思うのは、会社現役の頃の職場で、多くの若い同僚や後輩をもっともっと褒めて上げればよかったなーという反省である。「褒める…」元手も何にもいらず、言葉やちょっとした態度で、相手を気持ちよくさせこちらの意を汲んでもらえただろうに。それがいい職場雰囲気作りに貢献しただろうに…と思うことしきりである。
「あの人は厳しいからネー」という評価はよく耳にしたが、あの人は優しいから…とか、褒め上手だねーとかは残念ながらあまり聞こえてこなかった。
子供に対しても、家庭の中でも似たような不遜なオヤジだったのだろうなと思う。
今はどうか…大きく変わらない。分かっちゃいても変わりようがない。責めて孫にだけは嫌われないように、褒め言葉を探しながら付き合っている。付き合ってくれている。
ただ、褒めりゃーいいてもんじゃない。かつて褒め殺しという言葉が流行ったこともある。
その人の何を基準に褒めるのか、対象を引き合いに出して褒められても嬉しくない事が多い。
もしも比較対象で褒めるのなら、本人の過去を基準にして上げるのがいいのかな、と思う。それは、本人は常に努力していることを認められたことに気付かされるからである。自尊心をくすぐられるのは快感につながる。
今回の絵は上手に描けたネー、この前もよかったけどまた少し上手になったネー…と。
間違っても、「兄ちゃんより上手ネー」はタブーである。本人は褒められたとは感じないだろう。
ちょっと奥の深いところへ首を突っ込んでしまった。また時に触れ・折に触れて褒める難しさ・褒められる嬉しさ…あれこれ考えてみたい。
( 写真:犬の母親が、種類の違う子供を褒めながら?大切にしている…)
“またうまく乗せられるているな……”と思いながらも、まんざらでもない気にさせられる……相手をその気にさせてしまうのが、褒め上手と言われる人の神髄なのだろう。
褒められる側も、多少なりともその気がある部分をくすぐられると、間違いなくいい気分にさせられる。
自分では気が付いていない部分を、開拓してくれるような褒め言葉はまた格別である。
残念ながら滅多にそのような場面に出くわさない。己の不徳の致すところを棚に上げて……。
それに今更思うのは、会社現役の頃の職場で、多くの若い同僚や後輩をもっともっと褒めて上げればよかったなーという反省である。「褒める…」元手も何にもいらず、言葉やちょっとした態度で、相手を気持ちよくさせこちらの意を汲んでもらえただろうに。それがいい職場雰囲気作りに貢献しただろうに…と思うことしきりである。
「あの人は厳しいからネー」という評価はよく耳にしたが、あの人は優しいから…とか、褒め上手だねーとかは残念ながらあまり聞こえてこなかった。
子供に対しても、家庭の中でも似たような不遜なオヤジだったのだろうなと思う。
今はどうか…大きく変わらない。分かっちゃいても変わりようがない。責めて孫にだけは嫌われないように、褒め言葉を探しながら付き合っている。付き合ってくれている。
ただ、褒めりゃーいいてもんじゃない。かつて褒め殺しという言葉が流行ったこともある。
その人の何を基準に褒めるのか、対象を引き合いに出して褒められても嬉しくない事が多い。
もしも比較対象で褒めるのなら、本人の過去を基準にして上げるのがいいのかな、と思う。それは、本人は常に努力していることを認められたことに気付かされるからである。自尊心をくすぐられるのは快感につながる。
今回の絵は上手に描けたネー、この前もよかったけどまた少し上手になったネー…と。
間違っても、「兄ちゃんより上手ネー」はタブーである。本人は褒められたとは感じないだろう。
ちょっと奥の深いところへ首を突っ込んでしまった。また時に触れ・折に触れて褒める難しさ・褒められる嬉しさ…あれこれ考えてみたい。
( 写真:犬の母親が、種類の違う子供を褒めながら?大切にしている…)
小3の息子、宿題もやらず、今遊びに出ました。まず、「やる気にさせる」ことから頑張りたいと思います!
褒め言葉を素直に聞ける陰日なたのない老人になりたいものです。
現役のころ…思い出したくないですね。
豚もおだてりゃ木に登る→私です
殊に女性の場合、陰に羨望、嫉妬、意地などが絡み
適切な褒め言葉がなかなか出にくいもの。
「今日のお洋服とても素敵よ」
この一言を言うのに10人いれば10種類の思惑、葛藤があったりして。
一方、どうでもいいことを褒められても「おべっか?」と素直になれないことも。
難しいですね。信頼関係が基本なんでしょうか。
でもちゃんと言葉で褒めながら叱る…二つ叱ったら三つ褒める…基本でしょうかネー。
今のゆとりが、現役の頃にあったらなー…ですね。
武ちゃんをみんなが褒めていましたよ。
この秋か、3年先のどっちかに帰って出席してもらえるといいねって…。
詳しくはメールします。
それにお母さんも、中国・毎日と連続掲載。
いよいよ実力の本領発揮じゃないですか。
そこに、「信頼関係」という言葉が出てきて、全てを解決してくれる特効薬を見つけた思いです。
多くを語る前に、しっかりした関係を築くことで、信頼を勝ち取るのですね。参考になります。